ハワイの歴史

ハワイの歴史


 今日は『カメハメハ5世プリンス・ロット』のお話…


 前王『カメハメハ4世アレグサンダー・リホリホ』は若くして死去し跡取りがいなかった為、リホリホの兄であるプリンス・ロットが王位を継承します

 西洋人が入ってきてからのハワイの変貌を幼い頃から感じていたロットは、今一度、王たるものの威厳、ハワイアンの存続を考える政策を考え、先ずは王権優位の憲法を発布しました

 しかしだからといってハワイアン達に有利な憲法でもなかった為、ロットはハワイ全諸島を周りハワイアン達にその内容その真意を話して回りました…この行動やロットの熱意に民衆は共感しロットの政策を受け入れたといいます

 ロットはそれまでに蔑ろにされてきたハワイアンの伝統を大切に重んじ、「新しい文明は歓迎するしNoとは言わないが私はハワイの文化を尊重しハワイの神を崇める!」とチャントの詠唱やフラを踊ることを奨励しました

 今では『フラを復興させたのはカラカーウア王』という認識の方が色濃いですが、2代前のカメハメハ5世プリンス・ロットの時代にフラは復興したと言っても過言ではないくらいロットはフラを奨励し楽しんだと言われています

 ロットはモアナ・ルア・ガーデンに邸宅を構え、そこでフラの鑑賞を楽しみました…

 そういった歴史から今でもロットを称え毎年7月に『プリンス・ロット・フラ・フェスティバル』が開催されています

 フラというハワイの伝統を重んじ、フラを楽しむという本来あるべき姿を大切にしたロットの想いを理念に開催されるこの大会は、『メリーモナークフェスティバル』のような技術や得点を争う競技ではなく、踊る側も見る側も正しい態度とハワイの伝統を大切にする気持ちが求められます…

 

 ロットは、自分に回ってくることが無かった王位というバトンを受け取り、ハワイ王国の為、ハワイ復興の為に9年在位しました…

 ロットもまた子供がいなかった為(結婚しなかった)、次の王位を従姉のバーニス・パウアヒ・ビショップに!と指名したのですが、パウアヒはそれを拒否します…

 こうしてカメハメハ1世から代々続いた王位はロットの代で終焉を迎え、次の王は憲法に基づき選挙で選出されるという流れになっていきます…


 今日はここまで!

 ではまた…


〜Aloha〜