『Kaʻa nā ʻale』
クアナ トレス さんの『ピイラニ』のアルバムに収録されているこの曲は、ハワイ語版『ハナミズキ』です
もともとこの曲を知っていたクアナさん…マウイ島ハナ地区の外れハモアビーチにいる時にブァ〜〜ッと頭の中にこの曲が流れ込んできたそうです
いつか平和な日はやってくる…前に進もう!というハナミズキの深い内容….溢れ出るメッセージをクアナさんはインスピレーションで受け止め、彼らしくアレンジしたようです
同時多発テロ9.11にあった友人と一青窈さんとの繋がりで出来たハナミズキ…平和の願いを込め、静かに そして、前に進むことを死者は望んでいると彼女はインスピレーションを得、歌詞を書いたそうです
聴く人は、様々な想い…進むべき道、犠牲にあった亡き人のメッセージなどを、考えさせられます
『Kaʻa nā ʻale』は、単なる音色の良いハナミズキの楽曲にハワイ語の歌詞をのせただけでなく、その歌詞の持つ意味をしっかりとハワイ語で…そしてハワイアンらしく伝えています
Na ka ʻale o ke kai e hoʻihoʻi mai
海の波があなたをつれてきてくれる
Mai ka hoʻokuʻi a ka hālāwai
水平線のかなたから香ってくるあなたのレイの香り
ハワイアンは、死ぬとカナロア神のいる海に還ると考えられていました
そして、魂は再生し、カネ神のいる東のかなた(水平線や地平線のむこう)から戻ってくる…と…
ハワイアンらしく、深い意味合いが盛り込まれた歌詞になっています…
とってもいい曲ですよ!
(アルバム全部いい曲です!これまでの中で一番好きなアルバム!マウイ島びいきかな??)
〜Aloha〜