Kuana Torres Kahele

Kuana Torres Kahele

  2012年度 ナホクハノハノアワード 最多6部門を受賞したクアナ トレス カヘレ…彼は現在、ハワイ主要7島の島ごとのアルバムを作成しています
  Vol.1はハワイ島、Vol.2がニイハウ島、Vol.3マウイ島は最新アルバムで今年2月に出たばかり!今や超売れっ子のミュージシャン…
  一見 スキンヘッドで強面に見えますが、瞳がキラキラと少年のよう…お茶目な雰囲気でちょっとキーの高い歌声…どのアルバムも懐かしく親しみやすい曲調ですが、古臭くなく今までにない新しい要素や構成で現代風にPOPな感じ♪
  Vol.1がハワイ島だったので順番に北上するのかと思いきや!Vol.2はニイハウ島!
  ニイハウ島と言えばロビンソン一家所有の島で、ロビンソン一家とカウアイ群関係者、ハワイの歴史や文化に深く関わっている人以外は立ち入ることができません(一部分、ツアーで行ける場所もありますが島人との接触は不可)
  ニイハウ島に訪れ、島の住人でレイメーカーの方と言葉を交わし色々なインスピレーションを得て出来上がったこのアルバムは、とても神聖でスピリチュアルなものを感じます
  ニイハウ島は、火山噴火や熱帯雨林の森があるような躍動的なハワイ島とは違い、乾燥した雨の少ない荒地の多い島…その昔、花も緑も少ないことを可哀想に思い、神様がニイハウ島の人々に、宝石のように光り輝くシェル(貝)を与えたという神話があります
  なので、ニイハウ島の島の花は『花』ではなく『シェル』なのですね!
  モミ貝、ライキ貝と色々ありますが、中でもカヘレラニ貝はダイヤモンドにも匹敵するくらい高価なもの‼︎ 2ミリ程度の小さな貝ですが、一つ約2千円くらいかな?10粒ほどあしらった小さなピアスでも3万円くらいします
  カヘレラニのレイはハワイ王族も愛したとても高価で貴重なもの…貝ですから、花のレイのように枯れてしまうことなく、半永久的にその姿形をとどめ、代々伝える家宝にもなります
  『レイ』と言えば、自然界のマナを宿したお守りであり、愛そのもの…家宝として代々伝えられてきたシェルレイはご先祖様の導きやマナ、守護などもいっぱいつまった宝物!
  Vol.2ニイハウの中にある
『Ka Makualani』という曲をちょっと紹介…

♪  O Ka Makualani koʻu alakai
  A nānā e kiaʻi me ke aloha ♪

『神聖な宝物(ニイハウシェル)は私を導いてくれます
   それは愛いっぱいで守ってくれます』

  ハワイ語で神様を『akua』
  親や一族全ての親類や神父さんを『makua』
   又、家族や自分自身が信仰する神様を『ʻaumakua』
  『lani』は天国や高貴な生まれの人々を指します
   これら全ての意味が含まれた『makualani』という単語は、神様のように導いてくれるガイドであり、神聖なお守り、宝物であることが伺えます
  また、曲中の『nānā』と『kiaʻi』というハワイ語は、守るという意味ですが、監視や警戒、調べるという意味も含むので、ただ優しく見守るだけでなく、ダメな時はダメ!と神様のおしおきもあることが伺えます

  神様はいつも導いてくれるのです…それは、レイを実際に首にかけている時だけでなく、その聖なるパワーはあなたの体にいつもまとっているのですよ!そんなものすごい宝物がハワイにはあります…
という内容の歌ですね

  曲調も穏やかで神聖な雰囲気…歌詞の意味を感じながら…みなさん是非一度 聴いてみて下さい

  Kuana Torres Kahele氏…マウイ島の次はどの島に…楽しみです♪

  〜Aloha〜

※ 明日 Haleakalaは café Kau Kauさんにイベント出張の為、お店closeいたします
よろしくお願いいたします