バーニス パウアヒ ビショップ

バーニス パウアヒ ビショップ

  西洋人がハワイに渡来することにより、モノや文化だけで無く、病気までもハワイに広がることとなりました
  次第に免疫のないハワイアン達は病気に負け減っていき、人口問題はハワイ王朝の大きな課題となりました
  カメハメハ大王のひ孫にあたる、バーニス王女も人口問題を懸念し、自身がハワイアンの一人として出来ること…後世に残せるものを日々 考えていました
  バーニスはハワイ全島の約10%の土地(財産)を所有しており、遺言に「将来 有望な子供達の為の教育機関を作ること」を明記し亡くなります
  遺言通り、バーニスの夫であるチャールズ・ビショップは、子供達の為の学校創りに奔走します
  カメハメハ・スクールズとビショップ・ミュージアムという重要な教育・文化機関はこうして創設されました
  カメハメハ・スクールズは、ハワイ最大の私立学校で、原則としてハワイの血を引く子供達の為の教育機関ですが、ビショップ・ミュージアムは誰でも利用することができます
  ハワイ文化の様々な資料を収集・展示し、諸外国の人々にもハワイという歴史文化を紹介し、次世代に伝えていくというバーニスの意志通り、今日もハワイアンのみならず、世界中に影響を与えています
  
  ハワイに行かれる機会がありましたら、是非一度 足を運んでみて下さい
  その膨大な資料に驚かされます…

  〜Aloha〜